涙のカケラ

2004年2月2日 音楽
ナチュパンことNatural Punch Drunker。

1999年、大学のサークル仲間である、井村洋(Vo&G)松原史明(G) 村上雅之(B)飯田康博(Drums)で結成。

2003年8月21日「シンクロナイズ」にてメジャーデビューを果たす。

そして、2004年1月21日にメジャー第ニ弾シングルとなる「涙のカケラ」をリリース。

『心に響くロック』

ストリングスで始まるこの楽曲。
「何だかこの季節にピッタリな音だな」と感じた。
弦楽器の音色が冬の寒さと、切なさを醸し出させる。

切なさが前面に出ているかと思えば、バンド音はしっかりとボーカルの声を支えている。

力強い、力強い音。
そこに乗る優しく優しく感情が篭った声。
優しく流れるその声がどうかあなたに届きますようにと言わんばかりに
心に響いてくる。

この曲を聴くと、真冬に真っ暗な夜道を一人で歩いていて、「今日も嫌なこと
があったな・・・」なんて下を向きながら家路に向かっている情景が頭に描かれた。
誰かの言葉を待ち、でも結局一人ぽっちで、何かに迷い続けている感じ。
家について、部屋の窓から見上げた空。
外に居た時は気付かなかった何かに気付く。

曲を聞くたびに、その度に色が変わる。
夜に聞くと、切なさが増します。

「最近切なくなんてなってないなぁ」なんて言う方にオススメかもしれません。
優しい歌声に触れてみてください。

C/Wの「時雨 止んだら」では、M-1とは打って変わって明るい曲調になっているが
どこか懐かしく、微笑ましい世界が広がっている。
キャッチーなサビに思わず顔が綻びるだろう。

Natural Punch Drunkerの売りはやはり声と音だろうと思う。

聞けば聞くほど味が出て。
聞けば聞くほどなぜか切なくなる。

ナチュパンは心に染みる音を奏でている。

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